PanotamaCraft

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キャンディペイント

2015.05.23 Blog

さぁ〜、長期お預かりしているバイクカウルの塗装をやりましょ〜〜〜。

このGPZは僕が独立する前にオールペイントした思い出のバイク。

今回カウルの追加に伴い塗装に入ります。純正のソリッドレッド(単色赤)の部分をキャンディレッドに変更して純正ラインと純正ロゴで仕上げたマニア受けのかっちょ良い仕様なんです!

が!!!   ががが!!!

当時の僕は後の事など考えずに塗りましたので。。。  

色データ残してませ〜〜ん。
DSC_1490 はい。調色しまして。  良く、クルマの塗料は色が出来ているんじゃないの? って言われるのですが。

この下の画像、これ全部原色なんですね〜〜。

この原色を調合して色を作るのですが、クルマは同じ色でも全然色味が違いますので、都度調色をするのです。

DSC_1492 赤味が足りないとかスカシが黒いとかブツブツいいながら調色したらテストピースに吹いての繰り返し。

常連になりますと常連様のお車の調色データを残してありますので、ぶつけても安心?

調色はスムーズですので僕のストレスが減ります。笑

でも、鈑金屋の常連って・・・w 今の所データに残したのはE様のみです!w

そのE様に『調色いつも大変なんでデータ作ったよ〜』と伝えると。

『頼みやすくなった』とぶつける気満々の返答。

さて、話反れましたが、色は1滴で大きく誤差が出てしまうので慎重に調色。DSC_1493この部分はガンメタ単色。ラインが入っていたので補修して塗装に入ります。
DSC_1501 このアンダーカウルがキャンディペイントするカウルです。

この赤が純正赤!

DSC_1502 まずベース塗装にシルバーを塗ります。

ムラ防止に少し赤を入れたりするのですが、発色が少し落ちるので今回は入れません。

キャンディペイントとは 

飴玉のように透き通った色合いからキャンディーペイントと呼ばれるカスタムペイントの一つです。
キャンディーペイントは濃度や塗膜厚で色を調整します。
混色をするとカラーが濁ってしまうのでカラーを重ねるというペイントします。
一見、単色に見えるものでも2色以上カラーを重ねることにより独特の深みが一層増します。
光の当たり加減で表情が変化します。キャンディーペイントの魅力はこの変化です。

と、インターネットの力を借りての説明でした〜w

それではいってみましょう!

ベース塗装

DSC_1504
今回使ったのはハウスのアップルレッドです。 ハウスのバーモントじゃないよ!

キャンディ1回目DSC_1505 キャンディ2回目DSC_1506 キャンディ3回目DSC_1507 キャンディ4回目DSC_1509 キャンディ5回目DSC_1510 キャンディ6回目DSC_1511 クリヤコートでフィニッシュ!DSC_1512

と〜〜〜〜っても大変な塗装ですが、めちゃくちゃ綺麗です。

ビフォーDSC_1502アフターDSC_1511深み抜群ですね!

バイク塗装もお任せあれ!

 

山本でした〜〜