さぁ〜、長期お預かりしているバイクカウルの塗装をやりましょ〜〜〜。
このGPZは僕が独立する前にオールペイントした思い出のバイク。
今回カウルの追加に伴い塗装に入ります。純正のソリッドレッド(単色赤)の部分をキャンディレッドに変更して純正ラインと純正ロゴで仕上げたマニア受けのかっちょ良い仕様なんです!
が!!! ががが!!!
当時の僕は後の事など考えずに塗りましたので。。。
色データ残してませ〜〜ん。
はい。調色しまして。 良く、クルマの塗料は色が出来ているんじゃないの? って言われるのですが。
この下の画像、これ全部原色なんですね〜〜。
この原色を調合して色を作るのですが、クルマは同じ色でも全然色味が違いますので、都度調色をするのです。
赤味が足りないとかスカシが黒いとかブツブツいいながら調色したらテストピースに吹いての繰り返し。
常連になりますと常連様のお車の調色データを残してありますので、ぶつけても安心?
調色はスムーズですので僕のストレスが減ります。笑
でも、鈑金屋の常連って・・・w 今の所データに残したのはE様のみです!w
そのE様に『調色いつも大変なんでデータ作ったよ〜』と伝えると。
『頼みやすくなった』とぶつける気満々の返答。
さて、話反れましたが、色は1滴で大きく誤差が出てしまうので慎重に調色。この部分はガンメタ単色。ラインが入っていたので補修して塗装に入ります。
このアンダーカウルがキャンディペイントするカウルです。
この赤が純正赤!
ムラ防止に少し赤を入れたりするのですが、発色が少し落ちるので今回は入れません。
キャンディペイントとは
飴玉のように透き通った色合いからキャンディーペイントと呼ばれるカスタムペイントの一つです。
キャンディーペイントは濃度や塗膜厚で色を調整します。
混色をするとカラーが濁ってしまうのでカラーを重ねるというペイントします。
一見、単色に見えるものでも2色以上カラーを重ねることにより独特の深みが一層増します。
光の当たり加減で表情が変化します。キャンディーペイントの魅力はこの変化です。
と、インターネットの力を借りての説明でした〜w
それではいってみましょう!
ベース塗装
今回使ったのはハウスのアップルレッドです。 ハウスのバーモントじゃないよ!
キャンディ1回目 キャンディ2回目 キャンディ3回目 キャンディ4回目 キャンディ5回目 キャンディ6回目 クリヤコートでフィニッシュ!
と〜〜〜〜っても大変な塗装ですが、めちゃくちゃ綺麗です。
バイク塗装もお任せあれ!
山本でした〜〜