PanotamaCraft

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BRUSH UP!! IMPREZA ACCUAIR×AIRLIFT

2020.01.03 Custom, BodyCustoms, Footwork/wheels, Body&Paint, Blog

新年一発目のブログになります。

昨年作業ネタが盛大に溜まっておりますので小出しにしていきますね。

 

さて新年一発目ということで、年末に車の洗車をした方も多いのではないでしょうか。

クルマを愛する方なら誰しもが綺麗な愛車に乗りたいものですよね。

 

でも、カスタムが優先になっていてメンテナンスやボディコンディションチェックは後回しになりがち・・・

なんて方も多いとおもいます。

 

今回のご依頼は

『とにかく綺麗にしたい! 20万キロまでならし運転です!』

気持ち良いほどスパッとご依頼を頂きました。

 

ご依頼メニューは

・フロント周り飛び石修理塗装

・ナンバースムージング部再造形

・劣化した樹脂パーツ総交換

・荒かったフェンダー鈑金のやり直し

・ボディコーティング

・アキュエアー×エアリフトパフォーマンス装着によるエアサス化

・キャリパーペイント

 

基本的にボディの気になる部分は全て綺麗にして、念願だったエアサス化まで!

といった内容です。

 

ボディコンディションとしては決して良い状態ではありませんでしたが、下地からしっかりやり直しました。

 

 

ドアミラーやバンパー樹脂部(素地)なんかは全てグロスブラックに塗装していきます。

この作業は素地のシボを取るのに毎回苦労しますが、手抜きすると見る人が見れば分かるポイントなのでしっかり処理してから塗装します。

ドアサッシは純正だとマットブラックのサッシテープ仕上げなのですが、全て剥がしグロスブラックにペイント

 

この部分はサッシテープで隠れているからわからないのですが、溶接の継ぎ目が下に隠れていたりするので、そんな細かい部分も処理します。

 

処理して塗ったら全然わかりません笑 

オーナーさんもこのブログを見て初めて知る事実だと思います笑

素地からのグロスブラック化はカスタムの手法として全体の品格をベースアップするのにとても効果的なテクニックですが、やりすぎは禁物です!

あくまで自然に、バランスを取りながら行わないと逆にバランスが崩れて『イマイチ』な感じになってしまう場合があります。

なので、パノラマではあえて素地を残す場合も多々あります。

このインプレッサだと水切りモールは新品を取り付けしただけです。

水切りモールは常に新品のような綺麗なツヤ感を保っていただければ、サッシのグロスブラックがさらに引き立ちますし、カスタムしてるぞ感よりもクリーンな感じが狙えると考えての選択です。

 

組みあがるとこんな感じです

うん! 知らない人は全く気付かないであろう、汗と苦労の作業を笑 

僕らはそんな仕事が好きです笑

そしてオーナーさんは車に興味がない人にきっとこう言われるはずです

『はぁ!? 何が変わったの? そんなことにお金使ってるの?誰も気づかないから!』

と!笑

でも違うんだよ! 

そうじゃない!

女性がすっぴんであまり外に出たがらないのと同じで・・・

寝癖のまま外に出るのが無理!と考える人と同じで・・・

 

恥ずかしいんです。笑 

そんな車のエチケットの一環として樹脂部のグロスブラックは行いましょう笑

 

 

さ、気をとりなおして

 

お次は足回りのカスタム

エアサス化です! 

今回装着していくのは

・AIR LIFT PERFORMANCE 3P

・ACCUAIR ENDO CT5

 

JPNサイト↓

エアリフトパフォーマンス.jp

アキュエアーJPN

本国サイトへ ↓

AIR LIFT PERFORMANCE

ACCUAIR

 

エアサスに興味がある方は少し ???

ってなるかもしれませんね。

 

アキュエアーとエアリフトってどっちもアメリカのエアサスメーカーじゃないの? 

そんな質問をよくされます。 

パノラマではこのアキュエアー×エアリフト コンビネーション装着車両が多いです。

エアリフトは主にエアサスのサスペンションパーツからマネジメントシステムまで全てを製造販売している総合メーカーなのに対してアキュエアーはエアサスのマネジメントシステムとパワーユニットしか製造販売していない専門メーカーなんです。

今回はエアストラット・マネジメント関係(電磁弁・圧力センサー)はエアリフト

パワーユニットと言われるコンプレッサー・タンクはアキュエアー ENDO CT5 を使用してシステム構築いたしました。

 

エアリフト3Pのリモコン

タンク圧と4輪独立のエアバック圧力が表示されています

 

アキュエアー ENDO CT5 ブロンズタンクはラゲッジスペース下にインストール

このタンクの中にコンプレッサーが内蔵されているのです。

コンプレッサー作動時の驚異的な静寂性はみなさんびっくりしますね!

今回パワーユニットにアキュエアーを選択したのはこの静寂性が欲しかったからです。

ハッチバック車両のトランクとの隔壁がない車両はコンプレッサーの音が思い切り車内に響いてしまい、結構なノイズになってしますますね。

それを解消するための選択です。

 

ちなみにこのお車はアイドリングのマフラー音より静かです。

 

ボードを閉めると完全にエアサスのユニットは表に出てきません。

 

このタンクを固定するためにマウントブラケットを作ったのですが、なかなかいい場所がなく、左右のサイドメンバーを渡すタワーバー兼エアサスマウントでワンオフ製作しました。

剛性もアップして一石二鳥ですね笑

 

 

お次はキャリパーペイント! 

カラーはお任せでしたので、車体のバランスを考えてチタンシルバーでペイント

 

 

足回りも組みあがり、コーティング作業まで完成したら

仕上げに走行車高でアライメント最終調整を行い完成です!

 

ではでは長々とお付合いいただきありがとうございます!

完成画像をどうぞ!

 

 

 

シンプルな感じがとても綺麗でかなりいい感じになりました。

ボディ細部まで綺麗にしてベタッと車高を落としただけですが、足回りの構成も綺麗で雰囲気がいいですね。

 

『とにかく綺麗にしたい!』 

20代のオーナーさんから愛情たっぷりのオーダーに本当に嬉しくなりました。

 

これからも大切に乗り続けてくださいね! 

遠いところご依頼ありがとうございました。

そしてこんな綺麗でかっこいい写真を撮ってくれたカメラマンさん、ありがとうございます。

 

パノラマクラフトは皆様の理想を形にするカスタムのお手伝いから日々のメンテナンス、車検、ボディワークまで、是非ご相談くださいね!

 

お付合いいただきありがとうございました。