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PORSHE GT3 991.2 Brixton Forged !!!

2025.06.13 Wheels, Performance, Gallery / Complete, Performance /Tunings, Blog

いつもパノラマブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

本日ご紹介させていただきますのは

PORSCHE GT3 991.2 

以前Rdd ビックローターキットとキャリパーペイントを行い着々と『この日』に向けて準備してまいりました

GT3にホイールを手配させていただきました! 

ついに念願の!! 

 

なのですが今回のオーダーはちょっと異例の オーナー様は何も知らない状態でホイールの取付日を迎えるわけですw 

と言いますと、

ホイールはブリクストンがいい! そこは意見が合致しておりまして、それより先は

何が来るかわからないドキドキがほしいから 全て山本さんのセンスに任せます!とw 

そんな、何をオーダーしているかわからないホイールを待つドキドキ感w 

こちらが勝手に仕様を決めて、突然突きつけられる 

『ホイールのインチと金額だけ記載されている超胡散臭い請求書』w 

と、すごく雑なプロセスを踏んで? 

(面白おかしく書きましたが、内心めちゃ真剣ですしプレッシャー半端ないw)

到着しましたホイール! 

さて、もう一気に下まで画像見ちゃってください! 

ホイールスペックは一番最後に書いてありますのでお見逃しなく!

 

 

どうでしょう!? 

めちゃ格好よくないですか? 取付している時点で格好いい格好いいの連発でした! 

 

今回のホイールスペックは下記の通りです

VEHICLE INFORMATION
Year: 2021
Make: Porsche
Model: 911
Trim: GT3
Chassis: 991.2

Brakes: Fr-Rddφ400+OEM Caliper  Rr-Rddφ390+OEM Caliper
Suspension: Lowered
Lug Geometry: Center Lock
PCD: 15×130
CB: 84.1

TR SERIES TR20 AERO1
(1-Piece, Aero1 Monoblock, Vented)
FRONT: 20×9.0 

TR20 CIRCUIT+ SERIES
(3-Piece, Standard Profile, Step Lip)
REAR: 21×12.0 
HARDWARE: 100% Exposed

 

FINISHES / CAPS
— FRONT
WHEEL CENTER: Firecracker Black (Satin)
CAP BODY TYPE: Center Lock
CAP INSERT TYPE: Twill Carbon (Gloss)
— REAR
WHEEL CENTER: Firecracker Black (Satin)
OUTER LIP: Firecracker Black (Gloss)
INNER LIP: Firecracker Black (Satin)
HARDWARE: Gloss Black Stainless
BLIND HARDWARE TYPE: Black Stainless
CAP BODY TYPE: Center Lock
CAP INSERT TYPE: Twill Carbon (Gloss)

フルオーダーホイールなので情報量多めです。 

今回フロントはエアロタイプのモノブロックTR20 Aero を20インチで 

リヤも同じTR20 こちらはAeroではなくウルトラスポーツの21インチ3pcです。 

前後異デザインも検討しましたが、同デザインでフロント、リヤの構成変更をかけることにより表情がガラッと変わって良い感じの外し感が生まれます。 

カラーはブラッシュなどは全く無視したブラックのベタ塗りでグロスとサテンの使い分けのみ。 それで十分過ぎるほどの車両スペックとホイールスペックを兼ね備えているので、あえて狙いに行く必要は無いと踏みました。 

 

上記のスペックデータを見て

ホイールマニアの方々は理解できると思いますが、大半の方は、はて?って感じですよね?笑 

この他に添付資料でブレーキデータ等をメーカーに提出してホイールがブレーキを交わす様に削ってもらわないと行けません。 

弊社ではRddのローターを良く使うので、ローター径の変更、キャリパー変更は日常茶飯事です。

それを無視して話を進めてしまうと、ブレーキにホイールが当たってしまったりする恐れがあります。

このプロセスの中で重要なのはメーカーとのコミニュケーションで、こちらの意図や表現を汲み取ってもらう必要があります。

私、山本が年に数回渡米しているのは、メーカーとのコミニュケーションを図るため、それも大きな理由の一つなんです。 

実際、今年3月に別件で渡米した時に丁度このGT3のホイールは進行していたので、彼らのオフィスに立ち寄り最終の打合せをロサンゼルスで行なって来ました。

これがお客様の為だけのホイールをmade in USA(その他の国もあります)で製作する醍醐味です。 ボルト一本の色から、細かく指定できるのです。 

最近お問い合わせ急増中のBrixtonForged(ブリクストンフォージド)はまた別件も進行していますのであと数セット入荷してきますよ。 

楽しみですねぇ!

それにしても格好いいGT3が出来上がりました!

本当にこんな楽しい機会をありがとうございましたっ!走り行きましょ!!