もう土曜日です。
今週はとにかく忙しかったです。
まず月曜日に 38.3℃の高熱を出して休んだのが大きかったです。
インフルエンザではなかったのですが。。。 なんだったのでしょう。
これは、追突してしまって 奥に押し込んでしまったフレームを
専用の工具を使って メリメリと引っ張っている所です。
入ってしまった分 出してあげる
ということです。 車種ごとに ボデー寸法図という物があって
A-B A-C といったように各ポイント間の寸法が決められています。
その通りにピタリと合うように引っ張ったり、叩いたりして
矯正 してあげるのです。 1mmまで拘ってキッチリ矯正します。
この時点で怪しい感じだともう一度矯正し直したりします。
フロントフェンダーは新品交換。
よく皆さん 新品は最初から色がついていると思っているようですが
ノンノン! こんな感じで 鉄板に さびない為の電着プライマーという物が塗装されてくるだけです。
仕上げの塗装はこちらでやるのです。 なので、鈑金修理をお願いしにディーラーに行っても
ディーラーに鈑金設備が併設されている様な場所は除き、うちの様な
町の鈑金屋さんに修理をお願いしているのです。
お客さん的にも、直接鈑金屋さんに持ってきてもらった方がメリットが有ります。
・実際に作業をするプロが見るため具体的な見積もりが取れる。
・ディーラーへの中間マージンが発生しないため修理費用が安く抑えられる。
まだ有りますが、 鈑金屋さん的にも直接持ってきて頂いた方がありがたいんです。
直接入庫は WIN WIN の関係がなりたちます
さて、話がそれました。 バンパーは修理です。
同時に調色をして〜
*車の色は同じ車種、年式、色でも それぞれで全然色味が違うんです。
人間が一人一人違うのと同じですね
たちの悪い色(人)や 親切な色(人)、色々ありますね
色だけに!w
塗装中に付着した小さなゴミを 取り除き
こんな感じの流れです。
バキッとぶつけたその傷! 簡単には直らないんです。
かなり急ぎ足での説明で抜けている部分も多かったのですが、これだけの工程を踏まないと
綺麗に蘇らないのです。
綺麗になって納車するのは当たり前、
その過程を
いかに妥協無く、効率的に、美しく作業するか
いつまでたっても修行僧です。
大切なお車、安心してパノラマクラフトにお任せ下さい!
次回は
カーボンのお話です(仮)
それではまた!